SABMの理念・目的
SABMは日本一優良なホームビルダーが集まる組織を目指して設立されました。
「日本一優良なホームビルダー」とは、単に棟数・売上でなく、より多くのお客様に「より安心・安全・快適な住まい」を「適正価格」で提供し続け、業界を正しくリードする次世代ホームビルダーです。
日本古来の技術・伝統・風土を守りながら、一方で常に革新し続けるための技術開発・商品開発に投資・労力を惜しまず、あらゆることから学び・学び合う。この様な「志高い経営者・ビルダー集団」に入り、刺激し合い、高め合い、成長・発展していく原動力を得られることがSABM最大の魅力です。
世界に誇れる住環境をつくる
戦後、周知のとおり住宅が不足しました。それで工業化住宅が進むわけですが、全然、販売価格が安くならない。
直感的にこれを工務店にとってはチャンスと考えました。注文住宅を手ごろな価格で消費者に提供できればいいのですから。そのために、これまであいまいだった材料や工法、人件費などの単価などを細かく分析し、ムダを削減し、適正価格の家づくりを実現する住宅建設合理化システム「アキュラシステム」を開発しました。
日本の住宅の7割は工務店やビルダーが手掛けており、いい住まいをもっと安く消費者に提供するには、彼らも一緒に変わらなければ実現できないと考え、連携する組織としてジャーブネットを立ち上げ、これまでやってきました。
情報などの社会変化だけではありません。例えば、介護ロボットが家の中に入るなど、住生活も大きく変わりつつあります。その中で、組織をイノベーションしていかないと、時代に取り残されてしまいます。これまでの緩やかなボランタリーだけではなく、工務店支援の価値をさらに引き上げるためにも、先導的となる地域ビルダーを増やすための組織が必要と考え、SABMを立ち上げました。
AQ Group社長 宮沢俊哉氏
コロナ禍での契約棟数が
前年比130%を達成
おかげさまでアキュラホームはコロナ禍でも前年比130%を達成しました。全国で考えてもその実績を出している会社は約10社程度です。
今後、さらに住宅の需要が減り、住宅会社は淘汰される時代になるといわれます。
私たちはハウスメーカーではなく、日本の住まいを支える地域優良ビルダーと賢く連携をすることで日本の住環境を大きく変えられ、最終的には世界に誇れる住環境をつくっていきたいと考えています。SABMに加盟して安定して売り上げを立てている私たちと一緒にさらなる高みを目指しませんか?
なぜSABMは参加に条件があるのか?
以前は、すべての会員工務店の経営力を上げようとしてきました。しかし、残念ながら、難しいところもあります。まずは、高い志をもった工務店、ビルダーが「日本一のホームビルダー」という思いを共有しながら活躍してもらい、その取り組みに刺激を受けたところが後に続き、組織全体の底上げをしていきたいと思っています。
新規では、まずは年間30棟を狙ってほしい。次は100棟。これがなかなかできないのですが、それを達成したら300棟、500棟に。そうなると、拠点展開が必要になるが、いかに自分の分身を作れるかが課題になります。
また、1人で30棟を瞬発的に出来ても、継続することは難しいでしょう。人を雇うことも必要になります。目標を数値化することで、事業計画などを明確にする狙いがあります。そしてそれぞれぞれの強みが出る住宅を作ってもらいたい。
賢い連携で、シナジーを期待
それぞれが持つ得意な部分を伝えながら家づくりに関わらないと時代遅れになってしまいます。ジャーブネットが目指した「賢い連携」をさらに強めていきたいというのがSABMの根底にあります。そのためには出資も惜しみません。例えば、VRの活用方法で徹底した研究・開発をしたいというところがあれば応援します。その工務店がVRへの知見を高めれば、会員全体へのシナジーも期待できるからです。
SABMに加わっても、アキュラホームと全てが全て同じ考えに立つ必要はありません。SABMでは経営の原理原則やアキュラシステム「令和バージョン」を伝えたり、多様性の時代に適応した商品や最新技術などの情報を共有したりします。ある意味、標準化を図れるところは、標準化し、それ以外は独自性、地域性を持つべきだと考えています。
SABMとともに、「日本一のホームビルダー集団」を目指していきます。